セミナーのご案内

米国欧州特許法セミナー―米国及び欧州における特許の攻撃制度とその戦略―

　ご承知の通り、米国特許法改正により本年9月16日に特許の攻撃に関する法律が施行されます。新特許法では異議申立制度が新設され、また、情報提供制度や当事者系再審査制度が改正されます。競合他社の権利化を阻み、また、特許された権利を無効にすることで、高額な特許訴訟を回避するという意味でこれらの制度は重要であり、訴訟を起こされる機会の多い日本企業にとっては特に重要です。法改正により従前と比較して、より容易に競合他社の特許を攻撃することが可能となった一方、上記制度の特色を理解した上で行う必要があります。また、欧州においては、米国とは異なる戦略が必要です。
本研修会では、米国ワシントンDCよりDr. マービンモッツェンボッカー米国特許弁護士、独国ミュンヘンよりDr.クラウスヒンケルマン欧州特許弁護士をお迎えして、各地の特許攻撃に関する制度、及び具体的戦略を日本特許法と比較しつつご説明頂きます。2名の講師は日本在住の経験もあり、日本法や日本企業に深い理解と知識をお持ちの知日派です。各講師に日本企業若しくは日本企業を代理する弁理士としていかなる戦略を立てるべきか、という観点からもご説明頂きます。なお、各講師は英語で講義を行いますが、各講義のまとめを大坂雅浩弁理士に日本語で解説をして頂きます。
つきましては、この機会に多数ご出席賜りますようご案内申し上げます。